Nishida's diary

トリニータを中心にいろんな試合を。

【大分】2018年シーズンレビュー 掴んだもの、足りなかったもの〈選手編③〉

シーズンレビュー、選手編の③です!

MF登録の選手!

 

第1弾(GK編)はこちら

第2弾(DF編)はこちら

 


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※詳細ポジションはフットボールラボJリーグ公式を基準(先発出場時のポジション)に、得点はJリーグ公式、アシストはゴールの2つ前のパスまでとしてます。大体の数ですので悪しからず……

 

 

MF

7.松本怜

Pos:RWB,LWB,RH,RB

4G11A

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カッコいい……

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可愛い……

……完璧じゃん!

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昨季はチーム事情により逆サイドをする機会が多かったが、今季でLWBになったのは第12節大宮戦のみ。得意の右サイドでプレーできたこと、健康面に気をつけたと語っていたように怪我もコンディション不良もなく全試合に先発出場。途中交代も2試合と欠かせない存在になった。

これまでは足は速いがクソクロスに年イチゴーラーと言われており、昨季は3ゴールをあげて「大分に雪が降るんじゃ……!?」ってちょっとザワついた記憶だったが、今季は4ゴール。逆サイドで作っている間にファーに飛び込んだり、相手をかわしてシュートができるようになった。これまでの課題であったクロス精度の低さは100のスピードでぶち抜いてその勢いのままクロス!だったためボールにうまくミートせずにアウトスピンがかかってラインを割ったりミートしすぎて誰も居ないファーサイドへのハイクロスだったりしていたが、今季は100でぶち抜いてから減速して丁寧にボールを蹴るようになった印象に。この減速によりクロスの精度という根本的な課題の解決だけでなく、昨季やった逆サイドでのプレーを生かした左足からのミドルシュートやインスイングのクロスという選択肢も相手にちらつかせる事ができた。結果として、相手は用意に飛び込めないし、飛び込んでも初速の速さでぶち抜く事ができ、アシスト数を2ケタに乗せることができた。

また、今季終盤ではそれまでほぼ機能しなかったセットプレーからの形をショートコーナーで松本に預けてクロス、松本がCKを蹴る、松本が逆足の左足でCKを蹴るという3段活用で多少の揺さぶりをかけることもできた。

加入当初は田坂さんの魔改造という名のコンバートを受け、FW登録なのにWBに回されてキック精度が低く、これはちょっと……なんて思ったりしたが、2年目はレンタル延長、3年目からは完全移籍、そしてJ3降格でも男気残留をした爽やかイケメンのJ1昇格決定後の涙にはグッと来るものがあった。

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(泣いても男前なの、ホントズルいわー!)

今となっては在籍年数は後藤に次ぐ2番目に。大分トリニータの顔となる存在になった。大分と共に育ち、大分のために熱く戦ってくれる松本怜。本当に本当にカッコいい。来年はJ1の舞台で快足を見せつけてほしい。

 

8.黄誠秀

Pos:CB,RB

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J3降格時に加入したミスターポリバレント

今季の初出場となった第2節山形戦でスタートではRB、試合途中で右CBを務めたが、ビルドアップの距離感に手こずりフィジカル面でも優位に立てないままチームの「穴」として狙われ続けた。そこからベンチ外が続いたが、第13節新潟戦で右CBに入ると、相手に競り負けない、ビルドアップでも距離感を保って相手を剥がしたりと、見事に順応して見せた。その後、第15節山口戦、第18節愛媛戦でも同ポジションで出場し、刀根とポジションを争う形になったが、福森の復帰、岩田の台頭により第24節栃木戦を最後に出場が無くなってしまった。

加入から3年で出場機会は8,5,6試合と決して序列が高いわけではなく、来期の更新は不透明と言ったところだろうか。しかし、プロキャリアのスタートはFW、その後はボランチやSB、CBと様々なポジションをこなせる貴重な存在。どうなるんだろ……

 

15.清本拓己

Pos:OH

4G2A

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昨季は長期離脱でシーズンのほとんどを棒に振ったが、復帰戦となった昨年最終節熊本戦で残り5分ほどで途中出場をすると、直後にライダーキックのようなジャンピングボレーで得点と華麗なる復活。

再起を期す今季は、ベンチスタートがほとんどだったが、第7節千葉戦、第8節京都戦で途中出場→ゴールと結果を出して信用を得ると、ほとんどの試合でベンチ入りを果たし、スーパーサブとして後半から流れを変える役割を果たした。相手が疲れてからの縦突破やドリブルは脅威の一言。しかし、今季で契約満了となってしまった。

印象では結構得点に絡んでいる印象ではあったが、最後にゴールをしたのは第33節讃岐戦。シーズンを通して4ゴールとあまり数字を残せなかった。また、同ポジションには12Gの馬場、10Gの後藤、三平が居り数字の面で物足りなかったこと、小手川や宮阪とは違い、中盤のプレイヤーではないこと、清本は2列目以外ではSHではプレーできるが、チームはWBを採用しているためポリバレントさに欠ける事。同じような立ち位置で國分がいたが、ユースっ子が相手で年も1つだが若いとなるとやむを得ないのかもしれない。

J3ではアウェイ藤枝戦での強烈なミドルや昨年の熊本戦、今季では第8節京都戦での劇的な決勝点とたくさんの印象に残るゴールをしてくれた清本。来期、どこ行っても応援するよ。

 

17.國分信太郎

Pos:OH

1A

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ユース→大学→トップチーム第1号となった國分。結構弄られキャラっぽい。

今季初出場は第13節新潟戦。それまでベンチ入りもなかったが、いきなりスタメンに大抜擢。そこからはベンチ入りやスタメンをふらふらしながら10試合に出場。特に第20節福岡戦から第24節栃木戦まで5試合連続でのスタメン出場。第22節甲府戦ではプロ初のフル出場を果たすなど、少しずつプレー時間を増やしている。前線からのプレスやスペースを見つけるのが上手く、自らスペースで受けたり第38節千葉戦でのアシストのような光る場面もあった。しかし、今季でのプロ初ゴールはお預け。現在は甲府所属、関西学生サッカーリーグで共にしのぎを削った曽根田穣はゴールという結果が出てから一気にブレイクしたのを見ると、来期点取ってブレイクする國分が見れたらなぁ~と思う。頑張ってほしい。

 

20.小手川宏基

Pos:OH,CH,LH

4G3A

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Mr.フォトジェニック。今年の写真を見てみると、カッコいい写真が多分一番多かった。

これとか!

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これとかも!

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キャプテンマーク見えながらってのが個人的にポイント高いです!

今季序盤戦は相手を見ながら宮阪と入れ替えて使われていた印象だったが、第26節岐阜戦からは主力となった。その岐阜戦ではこれまでの3-4-2-1から3-3-2-2へと変更し、小手川は今季の大きな転換期のキーマンとなる。2トップ2シャドウとなる3-3-2-2で右のシャドウに入ると、サイドの松本とオーバーラップする岩田のカバーリングをしつつ、隙があれば自らも積極的に攻めるという難しい役割を見事にこなして見せた。試合の流れを見てビルドアップに顔を出したりボランチとシャドウを行き来して相手を惑わせたりとサッカー脳の良さを見せてくれた。多分、夏場の失速後にこの3-3-2-2というオプションが機能しなければ、今年の昇格は無かったと思う。

契約を更新し、来期もトリニータでプレーをすることが決まった。来期もよろしく!コテ!

 

24.姫野宥弥 

Pos:CH

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大分の狂犬。163㎝と小柄ながら、豊富な運動量で掻き回す事のできる選手。昨年から取り組むミシャ式をベースにした今のサッカーでは、選手のポジショニングが重要であるため、中盤の底で動き回るタイプの姫野にとっては窮屈かもしれない。

今季は3試合に先発出場をするも、内2試合で前半の内に交代となり、いまいちハマってない印象。豊富な運動量で動き回るのは、裏を返せば適切なポジショニングを取らずとも走力でなんとかする、ということ。ここで適切なポジション取りやボールの配球を身につければ選手としての幅は大きく広がると思う。一方で、今の運動量を生かして町田のようなストーミングを基本戦術としたチームに行って個性を生かすのも手かな、とは思う。が、やっぱりユース育ちだし、うちでプレーをして活躍してほしい。来年は勝負の一年だ。

 

32.前田凌佑

Pos:CH,OH

3A

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大分のモドリッチ。夏場の戦術変更で出場機会を得るとそのまま不動の存在に。丸谷、小手川と組んだ3センターでは互いにバランスを見つつ飛び出したり戻ったりとチームを安定させた。特に印象に残ったのは第31節福岡戦。攻めども攻めどもあと一歩が足りずスコアレスで迎えた後半アディッショナルタイム。大分はバランスを崩して前田、丸谷も高い位置を取ると、そこからカウンターをくらい失点。劇的な敗戦後に涙した前田の姿は、バランスを崩してしまった後悔、ダービーに負けたこと、夏場での連敗と様々な事が溢れてきたのだろう。そこからは中盤のチャレンジ&カバーが徹底されて、終盤戦では丸谷と役割を逆にして、流れのなかでアンカーをこなすなど大きく成長した。f:id:west242447:20181213013400j:image

すーぐ泣く~!

 

福岡戦や昇格決定後に涙するほどアツい男だが、熱くなりすぎてアフター気味に削る場面がちょいちょい見られたのは気になった。しかし、ギラギラした選手が近年では少なくなっているのでカードをもらわない程度にガシガシいってほしい。

そして、神戸からのレンタルから大分へ完全移籍。来年は真の意味でのトリニータの選手になった。いつも熱いプレーで1試合にかける思いがある選手は見ていて気持ちがいいもの。来期もよろしく!

 

33.丸谷拓也

Pos:CH,CB

2G5A

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前回のJ1昇格を知る男が5年ぶりに大分に復帰。今季はコンディション不良の2試合と出場停止1試合以外の39試合に出場。中盤の要となった。

序盤戦はビルドアップに多少あたふたして、プレスを受けると失う場面もあったり、3バックの右で使われて3試合目の第21節徳島戦で今季唯一の退場処分を食らったりしたが、夏場からは安定。DFラインからボールを引き出すためのポジションを取って、相手がプレスに来ても往なして前を向いて剥がす、無理しないで戻してやり直す、DFラインに下がってサイドを高くするなど、ベースとなったミシャ式の重要事項をこなす、まさにチームの軸として機能した。夏場の3センターを採用してから3-4-2-1へと戻した際に、小手川がやっていた松本、岩田のカバーリングをこなして、攻撃力を保ちつつ、シャドウにより攻撃的な選手を入れる事ができる余地を作るなど、器用さとさりげなさも見せた。できる人だ……

来期の契約も早々に更新。来期はJ1の舞台。さりげなく気配りができる丸谷に注目してほしい。

 

35.宮阪政樹

Pos:CH,OH

1G2A

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今季最も前期と後期で評価が別れる選手となったバズこと宮阪。

前期はボランチの配球役として鈴木惇(現福岡)の変わりを完璧にこなす。持ち前のデカケツから繰り出される左足からの正確なロングフィードで左右に大きな展開をもたらす。第6節讃岐戦ではセンターサークル自陣寄りからのFKをズドン。約60㍍の距離からほぼワンステップで決めちゃうケツ筋、すごかった。

しかし、5月末辺りから雲行きは怪しくなっていく。第16節甲府戦から途中交代が増え、第23節大宮戦を最後にベンチ外が続く。2ヶ月後の第34節山口戦でスタメン出場を果たすが、前半で交代となり、その後はシーズン終了まで出場機会がなかった。

なぜ、これほどまでに評価が下がってしまったのか。それは第20節福岡戦で解説に来ていた小林伸二さんの指摘にもあったように、相手のプレスがないにも関わらず、1列下がってプレーをするから。ビルドアップはあくまでもボールを持つためにするのではなくて、良い状態で攻撃をするための準備だ。相手が前から仕掛けてこないなら、こちらからラインを高くして相手を押し込めるのに、ボランチが1列下がってしまうと、DFからのパスに奥行きが出ないばかりか、ボールを失うとバイタルエリアが晒されてしまうためボランチの相方も高い位置を取ることができない。そういった理由から次第に先発を外れることになったが、2回汚名返上をするチャンスはあった。

1回目は第23節大宮戦。この日はWBをサイドからインナーラップさせて、サイドの高い位置にOHの國分が流れて、國分が空けたスペースに飛び込む事が求められた。しかし、チームがボールを持っても攻撃よりも守備側に多く顔を出してしまい、重心を下げてしまった。

2回目は第34節山口戦。3-4-2-1ながらシャドウの1枚に小手川を入れて押し込んだ際には3-3-2-2へと可変ができるように準備をした試合だったが、3センターの左でプレーをする宮阪は相手のマンマーク気味のプレスにあたふたしてしまい、なかなか前を向けない。自らのミスから失点もしてしまい、前半で無念の交代となってしまった。

後期では決められたプレー位置でプレーができなかったこと、相手のプレスに晒されるとボールロストが増えてしまいカウンターの起点にされてしまうという悪い面が出てしまい、出場機会が激減してしまった。

年齢的に中堅の立場になって中盤でプレスを往なせないとなると、大分での契約更新は難しいだろう。プレス耐性がつけば一気に青山敏弘(現広島)のようなプレーができる気がするが……

 

38.馬場賢治

Pos:OH,LH,CF

12G4A

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えっ!?ババケンってMF登録なの!?

今季加入の馬場は開幕スタメンこそ逃すも、第5節水戸戦から先発に。第11節町田戦でプロ入り後初のハットトリック、第33節讃岐戦でプロ入り後初の2ケタ得点を含む12得点で、藤本と並びチーム内得点王になった。33歳にして初のハットトリック、2ケタ得点と大きく飛躍した1年になった。

特筆すべきはゲームの流れを読む力に長けることだ。今季、3トップのシャドウとしてプレー。攻撃時はバイタルエリアに入り味方と近い距離でパス&ムーブをして、守備時には5-4-1のSHとして守備の方向づけとプレッシングをこなす。しかし、攻撃時でWBに蓋をされたとなるとサイドに流れて組み立てに関与したり、間延びしている時にはボランチの前でプレーをしたりと、居てほしい所に居る選手であった。それはゲームの流れがわからないとバランスを崩しかねないし、運動量がないとできない事だったが、見事にこなしてみせた。また、チームの役割として気が利くだけでなく、負けん気の強さで流れを引き寄せる事も。第19節松本戦で藤本の獲得した正当なPKジャッジ以降、ボディコンタクトが増える展開。松本の選手が一人倒れて、ボールは生きているが大分側はプレーを止めるようなジェスチャーをしたが、ボールを持っていた岩上祐三はプレーを切るふりをして持ち上がりチャンスを伺うも、味方の指示でサイドにボールを出してプレー切る。大分ボールのリスタートで再開されると、普通なら暗黙の了解でGKに返すが、馬場はアウトサイドに回転をかけて松本ボールのスローインにした。

たったこれだけの事だが、個人的には凄く印象に残るプレーであった。多分岩上がすぐにプレーを切っていれば馬場もGKにボールを返していただろうが、岩上はプレーを止めようとしなかった。恐らく岩上は、隙あらば得点に繋がるチャンスを伺っていたのだろう。馬場はそのプレーで大分の選手がストレスを感じないように、そして松本の選手に「好きにはさせないぞ」という意図を含んだプレーだった気がする。アルウィンであのプレーをするのは相当なプレッシャーになると思うが、勝負へのこだわりが感じ取れる、痺れるプレーだった。

竹内の移籍後はキャプテンマークをつけるなど、チームを引っ張る存在に。難しい試合後に自身のブログで発信など、気持ちを知る機会も多かった。来年はJ1の舞台でトリニータを引っ張る漢、馬場賢治をみたい。

 

 

レンタル組

坂井大将

→新潟(loan)

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(※写真は2017年のもの)

昨年夏にベルギーのAFCテュビズに期限付き移籍をするも、ビザの関係で出場ができなくなり半年でテュビズと契約を解消し、新潟へ期限付き移籍。新潟では鈴木政一監督の下、開幕スタメンを勝ち取り第10節までで8試合もスタメンに起用されるも、5月からはルヴァン杯天皇杯カップ戦の出場に留まった。大分ではプレー時間が短かったためどんなプレイヤーかはわからないが、U-19などではボランチとして使われていた。が、SBやSHなどでも使われていたためどんな選手かが全く掴めていない。来期、大分に復帰すればルヴァン杯などで見る機会があるとは思うのでそこで見てみたい。

 

江頭一輝

→盛岡(loan)

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(※写真は2016年のもの)

エガちゃん。一昨年にトップ昇格も、プロ入り1年目は天皇杯の出場のみ。昨年は鈴鹿アンリミテッド、今年はJ3の盛岡へそれぞれ期限付き移籍をしていた。

盛岡では20試合に出場。本職のボランチだけでなく、左右のWBもこなすなど選手としての幅を広げた。第29節北九州戦では強烈なミドルシュートでJ初ゴール。スーパーゴールだからみんなみて!

江頭がトップ昇格してからトリニータJ3からJ1へと飛躍した。来年、彼の処遇はどうなるか……

 

野上拓哉

ヴェルスパ大分(loan)

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(※写真は2017年のもの)

昨年トップ昇格も、半年でヴェルスパ大分へレンタル。今季もレンタルを延長した。

ヴェルスパでは左利きのアタッカーとして昨年は13試合2ゴールも、今季は4試合の出場に留まる。今年は夏場以降の出場がないのが気がかり。いかんせん情報量が少な過ぎてなんとも言えない。

 

総評

ポジション別総評をば。

ボランチ

丸谷を軸に小手川、前田が頑張って3センターとダブルボランチの使い分けというオプションを増やすことに成功。一方で宮阪は評価を下げる形になってしまった。今季のボランチに求められたのは、ビルドアップのコースを増やしてプレスを回避すること、相手が寄せてきても無理をしないで戻す、前を向いて剥がす、の判断。ボールを持って主導権を握る上でボランチがいかに時間を作れるか、いかに良い体勢でプレーできるかが大切になったが、試合を重ねるごとにプレス耐性を身につけていった。来期はより高いレベルになるため、踏ん張りどころ。頑張ってほしい。

・WB

右WBでは、一年を通じて松本が安定。岸田、岩田はバックアップとなったが岩田は右CBとして開花。岸田にはより奮起が期待される。

左WBは一大補強となり、シキーニョ、山岸智が放出、新たに那須川、星、山口でポジションを争うと、星が豊富な運動量でスタメンを獲得したが引き出しが多くなく、停滞する場面も見られた。シーズン末に那須川、山口が放出されたことにより、また新たな競争が生まれるだろう。

 

写真はトリニータ公式HPより

 

次回はFW編です!