Nishida's diary

トリニータを中心にいろんな試合を。

【大分】vs松本(H) 裏目に出た工夫〈J1 第2節〉

開幕戦で鹿島に勝って勢いに乗りたかったトリニータ。しかし、この日のトリニータは全くといって良いほど良さを出せずに、反町監督の罠にまんまとかかってしまった。

 

この日のメンバーは以下のように。

大分トリニータ
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開幕戦と全く同じ11人を起用。唯一の変化はベンチに今年ユースから昇格した高畑奎汰がメンバー入りを果たした。

前回のJ1での戦い(2013年)では年間2勝、ホーム勝ち無しという不名誉な記録を持つ大分は、ホームでの10年ぶりの勝利が欲しいところ。そして大分銀行ドームから昭和電工ドームへと名称が変わり、2014~2016年までの激動の3年間を共に戦ったダニエルに勝利を捧げたかった。

 

松本山雅FC
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こちらも開幕戦からの変更はなし。最終ラインにエドゥアルド、服部康平と高さ強さが魅力の選手を補強し、パウリーニョも怪我から復帰。J1仕様のフィジカルへとアップデートした印象になった。そしてベンチには大分県出身の安東輝が入った。

 

松本のビルドアップ対策

昨年も対戦経験のある両チーム。2試合で4-1、1-0で共に大分が勝利。松本にとっては嫌な印象があったのだろう。反町監督は、大分の特色であるビルドアップの制限をエリア毎に設定をしていた。

ビルドアップは基本的に自陣から中盤までどうやってボールを運ぶか、相手をどう動かしたいかが重要なことだと考える。ただボールを持っていても効果的な攻撃に繋がらなければ意味がない。大分のビルドアップの特色はGKの高木を含めた形とボランチを1枚下ろした形の2つを主に行う。そしてどちらがDFラインに加わるかによって、そのときのビルドアップが自陣寄りなのか中盤寄りなのかの基準になっているように思われる。

松本はまず、大分の自陣寄りでのビルドアップには、1トップ2シャドウの3人が対面するDFを見る5-2-3で蓋をする。

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自陣深くで1on1を3つ作られると、大分はGKの高木をDFラインに上げて数的優位を用いて、プレスから逃れるようにする。しかし、松本はボールホルダーに対して1stプレスをかけて横パスを誘導。1stプレスをかけた選手はカバーシャドウをかけて選択肢をひとつ消す。大分のGK+DF2人に松本の3トップがハマる形になれば、前田大然の脚力を生かして猛烈にプレスをかける。

 

次に中盤が落ちて行うビルドアップの対応だ。

この日の大分は、開幕の鹿島戦と同じく前田凌佑を下げてティティパンをアンカーにしたビルドアップをメインに行っていた。それに対して松本は、セルジーニョを中盤に下げた5-3-2をベースに、パウリーニョが中央に構えて藤田息吹が前田凌佑を監視。

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藤田がマンマーク気味に前田凌佑を見ることで前を向かせないことを第一に、藤田が剥がされた際にDFラインが剥き出しにならないようにセルジーニョを下げてリスク管理も同時に行っていた。

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大分は小塚和季を中盤に下げて伊藤涼太郎を前線に上げて中盤のスペース、特に前線と中盤を繋ぐセルジーニョの背後を狙い、タスクオーバーに持ち込みたかったが、パスコースがなかったため、小塚が中盤中央で効果的に受ける場面は少なかった。

 

狙いは「蹴らせる」事

サイドを有効に使いつつ、中央からのパスワークでの突破を狙う大分に対して、ビルドアップに蓋をしてまずは内側のケアをしてきた松本。上記の大分のGKを含めたビルドと、ボランチが下がったビルドのそれぞれに対して松本はそれぞれにアクションを起こしていたが、その狙いは「蹴らせる」事だった。

大分はビルドアップで相手を食いつかせて、意図的に相手の中盤-DFラインに間延びを起こさせたり、DFラインの裏を狙うが、その際には長いクサビやロングボールを放り込む事になる。松本の3バックはフィジカルに長けた選手が並び、空中戦で持ち味が出るタイプ。一方の大分は、藤本、小塚、伊藤とポストプレーが得意かというとそんなでもない。大分の細かい繋ぎを封じてしまえば、焦れてロングボールを放り込むから、松本はこのロングボールを絶対に回収することでボールの取りどころをハッキリと決めていた。

 

見えた綻びを突けず

5-2-3と5-3-2を併用も、松本に全く綻びがなかったかと言われるとそうでもなかった。大分が中盤より前までボールを運ぶと、松本は永井龍をトップにした5-4-1に可変。

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5+4のブロックを作り、リトリートをして構える形になるが、中盤中央のダブルボランチの前でフリーに近い形でボールを回し、どちらかが食いつくと途端にDFラインと中盤にエアポケットができる。バイタルエリアでスペースができると、大分のシャドウがよい状態でボールを受けられると共に、DFラインが剥き出しになるため大きなチャンスになる。

実際、15分の場面でもバイタルのケアやスペースを埋める意識はめちゃくちゃ敏感、というよりは人数は揃っているから大丈夫、というように見えた。

大分はビルドアップを焦れずに続けて、ボールを持ち上がって相手が5-4-1のリトリートをするまで持ち上がる機会が増えれば、持ち味を生かして突破を試みる機会が増えると感じたが、まだチームは未熟でやり続ける意識よりどう工夫するかに重点を置いてしまい、本来の"らしさ"すら見失ってしまった。

 

大分の迷走

大分は相手のDFラインと中盤の間で1トップ2シャドウが受ける中央突破と、両WBを高くしてサイド突破から逆サイドへのプレーが強み。しかしこの日は、2シャドウの所でボールが上手く収まらずに、ズルズルとポジションを下げてしまうことで次第に攻撃の手が少なくなってしまった。

開幕の鹿島戦では2シャドウの片方が中盤に顔を出すと、もう片方はCFに近い位置取りをして強制的にバイタルエリアにスペースを作る事をすることで多くのチャンスを作ったが、2シャドウが共に中盤に下がったことにより2つの大きな問題が発生してしまった。

 

問題①:サイドの間延び

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大分のシャドウが共に下がると、擬似的な4-1-2-3のような形になる。これはマッチアップをずらしてマークを外すために昨年も行っていたが、福森-高山と岩田-松本の位置が間延びをしてしまう。この状態でボールを奪われると、WBの帰陣に時間がかかるため、前田が中央で構える事になり、中央でミスマッチが起こりやすくなる。

 

問題②:壁が2つ

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このマッチアップを見てもわかるように、シャドウが下がりすぎると、相手ボランチの前に居る形になり対応がされやすい。もし、伊藤や小塚が上手く対面するボランチを剥がせたとしても、松本の3バックがカバーリングに回るだけなので、シャドウは常に2人を相手にプレーをする形に。守りやすく崩しづらいので、大分からすると切羽詰まった状態に。

2枚を剥がす労力は広いピッチなので相当なもの。それゆえシャドウは工夫をしてなんとか状況を打開しようとするが、それがまた状況を悪くしてしまった。

 

更なる悪手

中央突破ができずに、「ボールを大切にしながら攻める!」というミッションをこなそうとした2シャドウ。次の1手は「開く」事だった。

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松本はブロックを作る際には5-4-1でリトリートをする。この並びをずらして中央に穴を作りたかったと見えた。

シャドウが中盤で開くと、大分はサイドで数的優位に立ち、深い位置で構える相手WBを引っ張り出そうとした。もし松本がこれを嫌がってシャドウにマンマーク気味にボランチを付けてしまえば中央で藤本とボールと逆のシャドウが内側に絞ってバイタルエリアを攻略しようとした。が、これも失敗。

松本のボランチは中央を空けない事を共通意識として持っていたため、中央にスペースはできないばかりか高山、松本怜は大外レーンの上下動には長けるがカットインの選択はそんなにしないし、チームの決まり事としてカットインは敵陣深くまで押し込んでからの選択肢としての意識が強いために、サイドでWBとシャドウが被ってボールは運べないわ、奪われたら誰が誰に付くかがハッキリしないわでより混乱をしてしまった。

32分の場面は象徴的で、松本怜セルジーニョを監視して、大外から来る高橋諒がフリーになってしまい簡単にクロスが上げられるような問題を抱えていた。

 

状況の整理と相手のストロングポイントを消す

この日の片野坂監督は、全くの無策!では全くなく、相手2シャドウの良さを消しにかかっていた。

浮いたポジショニングを取るセルジーニョの動きを逆手に取って、小塚・松本怜・岩田の動きを変えて松本の左サイドの攻略を試みた。

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前田を最終ラインに下げて疑似4バックを作り、右にスライド。小塚が下がってセルジーニョに姿を見せてカバーリングの意識を持たせてピン止めをする。次に岩田を高い位置から内側に走らせて左WBの高橋を内側に引き付けて5-4-1の「5」の隅をつつく。最後に、岩田が高橋を引き付けてできたスペースに松本怜が走り込んで3バック左のエドゥアルドをサイドに引っ張り出そうとした。

 

逆サイドのシャドウの快速海坊主前田大然の対策は、前田が5-4-1ブロックのサイドを担当することから、ボールをしっかり持って松本の5-3-2ブロックの「3」の脇をしっかり使って5-4-1へと押し込む事でゴールから遠いところに追い込むというシンプルなものだった。

 

前半途中でこの2つの確認を行っていたようだが、前線にいい形でボールが入る場面はほとんどないまま、前半が終了した。

 

片野坂監督の調整

ハーフタイムに大分は、攻撃時のポジショニングをもう一度整理。前半と同じくWBを高くした4-1-2-3を採用したが細かい所を修正をして建て直しを図る。

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問題になっていたサイドの間延びについてはラインを高くして福森、岩田を高山、松本怜に近づける事で対応。

シャドウは鹿島戦とは違い、どちらかが藤本と並んで2トップ気味に見せることはせずに、中盤的な役割を求めてセカンドボールの回収を意識しつつ、サイドに流れない事を目標に。

 

アクシデントと想定外

大分はポジションを整理してさあ!これから!という場面で大分は失点をしてしまう。

カウンターからシュートブロック。こぼれ球を左サイドの高橋がフリー受けると、インスイングのクロス。鈴木が頭でクリアを試みるが、それが枠に当たり、跳ね返りを永井龍に押し込まれた。

おそらく、大分が想定した松本のカウンターで一番やられたくない形での失点だったはず。まずは中央からの早いカウンターで大分はシュートコースを消しながら、DFが5枚セットして押し込まれた際の強度を高くしたい。5枚揃えるということは両WBが構える事になり、ミドルサードでプレッシャーがかからない。また、被カウンターの場面で大分のシャドウが的確な守備位置に付けない。

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WB-シャドウ間にスペースができて、中盤の大外で相手WBがフリーになってしまうのだ。

 

次に、しっかりとディレイをした大分に焦れた前田大然が強引にミドルシュートを放ったが、運悪くフリーの高橋にこぼれてしまう。ミドルシュートを打った前田含め、前線の3人が勢いそのままに突っ込んできていてパスの出し手の高橋にはチェックにいけない。大分からすると非常に守りづらい形で一番嫌なインスイングで大分DFとGKの間にクロスが放り込まれた。インスイングのクロスは守備者からすると触らなければファーサイドに転がってしまい、相手に先に触られてしまうと反射神経で勝負!になるため分が悪い。鈴木はなんとか頭でクリアをしてCKでもいいから一旦守備を整えようとしたが、運悪く枠に当たってしまった。高木も反応をしたが、ボールに触れられずにこぼれ球がボックス内でスクランブルに。失点してもしなくても最悪な形で、いち早く反応したのが永井。松本からしたらしてやったりの得点であった。

 

悪かったのは失点の形だけではない。後半開始から5分での失点は、これから修正をして先制点を!という気持ちで入ってすぐの出来事。これからまだ40分も時間があるなかでどう立ち振る舞うか、どうゲームを組み立てるかがボヤけてしまった。積極的にアクションを仕掛ける大分が、この失点により受け身に回ってしまった瞬間だったのかなぁ、と。

 

混乱に乗じて

失点により大分が動揺したとみると、反町監督はさらにダメ押しの策に出る。

前田を1列上げてセルジーニョをサイドに。服部もサイドに流れて4-4-2へと変更。

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大分に対して松本は、ビルドアップの制限を積極的に行う5-2-3をキッパリ止めて1stDFのラインをハーフラインまで下げた。これにより前線の選手の体力を温存しつつも前田大然をトップに置くことによりカウンターの威力は落とさない策に。

また、細心の注意を払っていた大分のビルドアップに対しても、ただラインを下げて引きこもるわけでなく、藤田息吹を前田凌佑にマンマーク気味につかせてミスマッチを作らないようにしていた。

 

大分は前田→丸谷拓也、伊藤→オナイウ阿道とカードを切り打開を試みる。

2トップにして前線のポイントを増やして丸谷をアンカーにして小塚とティティパンを横並びに置いた。

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前線の形を変えてバイタルエリアを攻略しようとする大分だったが、松本ボランチパウリーニョが良いフィルター役になっていたため、大分は松本の最終ラインと勝負ができない状態になっていた。

上手くいかない大分だったが、61分のオナイウ投入から20分後の81分にようやくチャンスを作る。オナイウが中央からサイドに流れて、松本怜がインナーラップ。ボックス内で受け、藤本に合わせるも枠に飛ばず。

 

最後に見えた光明

中央で崩せずサイドからもなかなか崩せない大分。切羽詰まりに詰まったゲームとなったが、最終盤に光明が見えた。

84分に福森を下げて投入をされたのは、ルーキーで初のベンチ入りを果たした高畑奎汰。3バックの左である福森を下げて、サイドな選手との触れ込みであった高畑の投入は驚きであったが、決してこの試合を捨てて若手に経験を積ませるというネガティブな意味合いの投入ではなく、戦力として状況を変えるために投入されていた。

昨年の第2節山形戦(だったと記憶している)で3-4-2-1で押し込めなかった際に、福森を下げて、WBの星雄次を左CBとして投入したことがあった。この時と同じように、サイドに厚みを持たせてリトリートした松本にパワープレーで押し込む意味合いでの高畑の投入。

5レーンの左の大外を高山がカバーをして、高畑をハーフスペース(HS)で縦突破をさせる狙いがあった。高畑がHSで低い位置からボールを運べると、相手のシャドウを押し込めるだけでなく、相手WBを釣りだすことにも繋がるため、大分は敵陣深くでサイドの角を取れるようになった。

高畑は守備ではマーカーを見るべきかスペースの管理をするべきかの判断が曖昧で非常に不安定だったが、高山と小塚、丸谷がしっかりとサポートをして守備に穴を空けなかった。そして大分ボールになると、積極的にボールに絡み前線に顔を出していった。

最終盤にはその高畑のクロスからオナイウのヘディングで得点か!?という場面も作ったが、無念のタイムアップ。昇格組どうしの戦いは松本に軍配が上がった。

 

「松本戦動き悪っ!」の真意を探る

執筆にだいぶ時間が掛かってしまったため、この記事を書くまでに数試合が過ぎてしまったが、松本戦の4日後に行われたルヴァン杯vsC大阪戦後のイサスタグラムにて、撮影者の伊佐耕平が前田凌佑に対して「松本戦動き悪っ!」と言っていたのはちょっと印象的な出来事であった。普段は選手の素の姿が人気を博すイサスタグラムだが、それまでは前節について遡ってのイジりはなかった様に記憶している。そんな中での前田に対してのこのドキツいイジりはなんだったのか?それは多分、この松本戦での「ベンチがやってほしかった工夫」と関係しているのではないか?と邪推をしてみた。

松本戦で大分が切羽詰まってしまったのは「シャドウがバイタルエリアで気持ちよくプレーができない事」に起因していたと思う。それが負の連鎖を引き起こしてやられた。ならば、その対策はなんだったのか?どうすればもっと上手くやれていたのか?はたくさんの原因があると思われるが、ボランチのプレーはシャドウの動きに大きく関係していると考える。

シャドウがプレーエリアを下げて押し上げられない問題を手っ取り早く解決するのはボランチや最終ラインが勇気をもってボールを持ち運び、最終ラインを押し上げてしまえばよい。そうすれば相手ボランチはボールのチェックに行かなければならなくなるし、シャドウはバイタルでプレーがしやすくなる。

実際、この日の最後の交代カードは高畑と縦への意識を強める采配であった。しかし、「この日の」前田は最終ラインに下がってのビルドアップの関与はしていたが、持ち上がりは少なく、パスが主な仕事になっていた。「フリーな選手は持ち上がる」。これができないといつまでたってもボールを効果的に前に運べないし、相手のラインを押し下げることもできない。そういった意味で、前田とティティパンにはもっとフリーな場面では持ち上がる事を試合後に要求されていたのではないか。というのがなんとなーく感じられた。

 

松本の印象

いけ好かないメガネにまんまとしてやられた。本当に本当に悔しい。やっぱり前田大然は相変わらず速いしカバーシャドウ上手いしで守りにくいし攻めにくかった。パウリーニョに中央でボールは回収されまくるしストレスしかなかった。

今年の松本は、ただ単に補強をしてJ1でも5-4-1でソリボールや!というのは全くなく、守備ではセルジーニョを中盤に下げた5-3-2を織り混ぜたりとボールの位置に合わせて前から奪う意識をより持つようになった。これにより確実にJ1仕様に変わってきている印象だ。当面の問題はこの戦術の刷新にどれだけの選手がアジャストできるか。主にセルジーニョの動きを他の選手ができるか、前田のカバーシャドウのように1人で2人分守れるような守備ができる選手の代役探しにはこれからも大きな悩み所になるだろう。それでも相手の長所を徹底的に潰して力こそパワー!なゲームができれば残留が見えてくるはずだ。

とりあえずニヤニヤしてたメガネを皮脂でベタベタにしてやりたい。とても悔しい。

 

まだ、そして、もう2試合。

開幕から2試合目で早速、去年の夏場に見たようなストレスの溜まるボールは回せるがゴールに近づけないサッカーをしてしまったのは残念であったが、まだチームを作っている段階。これからチームで競争がしっかり行われて戦術理解が深まれば、多分きっとひょっとしたら上位も目指せるかもしれない。一方で、開幕2試合目で残留争いをするであろう昨年J2の1位2位の対戦を落としたのは痛恨の極みであるのも確か。次を見据えるのも大切だが、ここで叩けなかった事が、後々大きく響く……なんてことがないようにしていってもらいたい。

一寸先は闇。それは勝負事の常である。そのもっと先にあるであろう光をしっかりと掴むためには、目の前の90分を全身全霊で戦うのみだ。

 

【ハイライト】2019明治安田生命J1リーグ第2節 大分トリニータ vs 松本山雅FC - YouTube